一乗寺(Ichijōji)

名前: 一乗寺
ふりがな: いちじょうじ
ローマ字: Ichijōji
区分: 寺院
宗派1: 日蓮宗
宗派2: 
宗派3: 大法山
特徴: 東京都指定旧跡。太田錦城墓。
エリア: 言問通り(善光寺坂)北側
郵便番号: 1100001
住所: 東京都台東区谷中1-6-1
参考URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/一乗寺_(台東区)

お寺のサイト:一乗寺
日蓮宗東京都北部宗務所(寺院一覧)

上野動物園の脇道を抜けて右折れの坂を上がると東京都立上野高等学校に出ます。そこから護国院を通り、言問通り谷中六丁目の交差点に出ると、向かい側に一乗寺の寺門が見えます。とっさに思い出すのが、宮本武蔵の一乗寺下り松の決闘ですが、あれは京都でした。境内は小奇麗に整備されており、少し黒みがかった木造が印象的な本堂と庫裡の調和のとれた建屋が目を引きます。

一乗寺境内 一乗寺本堂

東京都指定旧跡
太田錦城墓
所在地 台東区谷中1丁目6番1号 一乗寺内
指定  昭和3年3月
太田錦城(1765~1825)は江戸時代中期の儒学者で、名は元貞、字は公幹、才佐と称し、錦城は号である。加賀国大聖寺に生まれ、当時の大儒であった皆川淇園、山本北山に折衷派を学んだが満足せず、漢代以降の中国の諸説を直接研究し、一家の学を建てた。晩年にいたり、一時京畿に遊び、三河国吉田藩に仕えたが、加賀国金沢藩から賓師として招かれ、三百石を給さられた。文政8年4月23日、61歳で没した。著書には『九経談』『春草堂詩集』『鳳鳴集』など非常に多くの著述があり、長男は加賀候に仕え、三男は吉田候に儒学をもって仕えた。
平成20年12月 設置
東京都教育委員会