養傳寺(Yōdenji)

名前: 養傳寺
ふりがな: ようでんじ
ローマ字: Yōdenji
区分: 寺院
宗派1: 日蓮宗
宗派2: 
宗派3: 運立山
特徴: 400年の歴史あるお寺。養傳寺校(まちのお寺の学校)。ゆったり寺ヨガ開催
エリア: 三崎坂北側小道を入る
郵便番号: 1100001
住所: 東京都台東区谷中5-2-16
参考URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/養伝寺

お寺のサイト:養傳寺
日蓮宗東京都北部宗務所(寺院一覧)

安立寺からはす向かい側、築地塀近くに、養傳寺があります。お寺の一部を新調したのでしょうか、真新しい薄茶色の山門や波線模様の入った塀が印象的です。境内はそれほど広くなく、右手に小さなお堂を構え、その奥に本堂が見えます。お賽銭箱前に可愛らしい香炉が置かれています。本堂の木戸にはめ込まれた大きなすりガラスも違和感なく周囲に溶け込んでいます。ネットで調べると、養傳寺校というサイトが見つかりました。「まちのお寺の学校」を開いているようです。地域に密着して、とても良い試みだと思います。

養傳寺境内 養傳寺本堂 養傳寺 竹内元正君碑

竹内元正君碑
この碑は小児科医師・第八代当主竹内元正の顕彰碑として、縁家の医師・佐々木高仰の発案により明治31年9月に建てられました。元正は羽後國で代々続く医家に生まれました。本人も医学への志を持ち、幕末には長崎で西洋医学(外科学)を学び、江戸にて小児科を開業しました。また明治天皇の皇太子(後の大正天皇)御典医として、御病気の際には病の回復に尽くしました。明治19年に元正が49歳で没して養傳寺に葬られた際、皇太子より弔意を賜りました。尚、本碑は江戸・明治時代の三大石匠の一人と呼ばれた、井亀泉(せいきせん・本名酒井八右衛門)の刻であります。
平成25年12月吉日
第十一代当主  竹内東太郎
運立山養傳寺住職 本郷見樹