玉林寺(Gyokurinji)

善光寺坂(言問通り)沿いに点在するお寺は比較的小さなお寺が多い中で、坂を下ったところにある玉林寺は創建も古く大きなお寺です。道路端の山門から参道が長く奥に続いており、ヒマラヤスギなど巨木がある境内は静まり返っています。『谷根千百景』石田良介著によると、「家光が当寺にお成りになり、南方に広がる不忍池を望見し、...当寺を「望湖禅林」と名付けた...」とあります。「望湖山」の湖が不忍池とは想像だに出来ませんでした。境内には、急逝された元横綱千代の富士の銅像があります。ガイド版にある「玉林寺のシイ」は本堂の裏ということで、今回は観ることがかないませんでしたが、また折を見て参観できればと思います。実際、裏手は地理上、宗善寺ともつながっており、裏道の塀越しに想像するに広大な敷地となっているようです。

宗派       山号  住所
曹洞宗香華院望湖山東京都台東区 谷中1-7-15

玉林寺 玉林寺境内 玉林寺 千代の富士

東京都指定天然記念物 玉林寺のシイ 所在地 台東区谷中1ー7ー15 指定 昭和40年3月31日 望湖山玉林寺は天正19年(1591)現在地に創建された曹洞宗の寺院である。本堂裏側にそびえるシイの種類はスダジイであり、幹囲り5.63メートル、樹高9.5メートル、枝張りは東に3.5メートル、西に2メートル、南に7.5メートル、北に4メートルを計る。玉林寺創建以前から存在していたと言われ市街化した地域に遺存する巨樹として貴重である。平成3年から5年にかけて大規模な外科手術を行った結果、樹勢は回復しつつある。スダジイは、一般にシイノキと呼ばれるブナ科の常緑高木で、福島県・新潟県以南の本州、四国、九州、沖縄に分布する。雌雄同株で6月頃上部に雄花の穂を、下部に雌花の穂を出す。果実は、1.5センチ程の大きさで2年目に熟し食用となる。材は家具・建築・パルプ用材として広く使われている。 平成6年3月31日 建設 東京都教育委員会

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